売買回数を増やして統計を味方につける

利益を構成する3つの要素

トレードにおいて大切なのは
期待値がプラスの売買を繰り返すことだと述べました。

 

 

そのことをしっかり理解するために、
ここでトレードでの利益を構成する3つの要素について
考えてみたいと思います。

 

 

その3つの要素とは
期待値
資金量
売買回数

です。

 

 

トレードの利益は、この3要素が掛け合わさって構成されており、
数式で示すと下記のようになります。

 

 

利益=期待値×資金量×売買回数

 

 

この数式が掛け算であるところがミソで、
3つの要素のうち一つでもマイナスがあると
利益がマイナス、つまり損失になってしまいます。

 

 

けれども、実際には
資金量と売買回数がマイナスということはあり得ないので、
期待値がプラスがであることが非常に重要なわけです。

 

 

また、掛け算の性質上、3つの要素それぞれの数値が
大きくなればなるほど利益も大きくなります。

 

 

しかし、3つの要素のうち、資金量だけは大きくしよう思っても
なかなかすぐにどうこう出来るものではありません。
そんなに簡単に運用資金を増額できるなら、
そもそもトレードでお金を増やす必要がありませんので…(^^;)

 

 

ですので、より大きな利益を狙うためには
期待値が高く、売買回数の多いトレード戦略
考えることになります。

 

売買回数が増えるとパフォーマンスが安定する

「期待値が高く、売買回数の多いトレード戦略」と
言葉で言うのは簡単ですが、
現実にそんなに都合の良い戦略はあるのでしょうか?

 

 

私の経験では、
期待値と売買回数は
どちらかを高めれば、もう一方は下がってしまう
相反する関係にある

ようです。

 

 

たとえば、期待値の高い売買戦略としては、
○○ショックなどと言われる相場全体が暴落する局面で
極端に値下がりした株を買って反発を狙うという手が
あります。

 

 

先述しました通り、こういう状況では多くの株は
全体相場につられて極端に安くなり過ぎる傾向があるので、
その後の反発も大きく、
1トレードあたりの期待値は当然大きくなります。

 

 

けれども、
こういう期待値の大きいトレードばかりしようと思っても、
そのような局面は年に何度もあるわけではありませんので
売買回数は当然少なくなってしまいます。

 

 

このように、期待値と売買回数は
どちらかを上げれば、もう一方は下がる関係にあるので、
両者のバランスを取りながらも
どちらかには多少目をつむることになります。

 

 

私の考えでは、
期待値がある程度あれば、あとは売買回数を増やして
“薄利多売”的に利益を重ねていくのが良い

と思っています。

 

 

なぜならば、売買回数が少ない売買戦略の場合、
毎日仕掛ける銘柄を検討しても
何日間も連続でエントリーの機会がなく
肩すかしを食らって待ち続けるということはよくあります。

 

 

こういう日が何日も続くと、次第に面倒臭くなり
日々作業をするモチベーションを保ちにくくなります。

 

 

また、売買回数が少ないと
年間を通して儲けられるチャンスや金額が限られてしまいますし、
統計的な優位性が結果に表れるまでに時間がかかるので
なかなか安定して利益を出すことができないというデメリットも
あります。

 

 

それよりは、期待値は多少低くても頻繁に取引する方が
毎日作業をする張り合いがありますし、
年間を通して利益を狙えるチャンスや金額も増え
大数の法則により統計的優位性が表れやすく、
パフォーマンスが安定するというメリットがあります。

 

 

少ない資金を安定的に効率良く増やすためには
売買回数を増やして利益を狙う機会を増やし
統計を味方につけたトレードをする
ことが大切です。

 

 

>>トレードに適した証券会社のページに進む

スポンサーリンク



株トレード始める入門TOPページに戻る